ケリーやバーキンで有名な「エルメス」
知らない人はいないというほど、素晴らしいブランドです。
と、同時に、シャネルやグッチとは少し違う「品」がある。
ま、個人的な感覚かもしれませんが、そう思うのです。
エルメスの似合う女性になりたい。
そう思う人は多いのではないでしょうか?
では、この「品格」はどこから来るんだろうかって思うんですよね。
エルメスは、170年以上もレザー(革)としっかりと向き合い、時代に合わせて革新的な商品を生み出し多くのファンを魅了してきた。
そのエルメスの「レザーに対して」の発信として、下記の二つを読んでみてください。
その①
「エルメスではレザーに何より重きを置いてきました。
妥協をせず革新を繰り返し、その中で得た技術と知識があります。
レザーを知り尽くした会社なのです。」
その②
「エルメスではレザーに何より重きを置いています。
レザーを知り尽くしたとは決して言いませんが、
長きに渡ってレザーに真摯に向き合ってきたという自信はあります」
どちらかが、エルメスの本当の発信です。
答えは②
馬具工房からはじまり、170年もの間 レザーに触れ研究し続けてきた。
でも、エルメスは「レザーを知り尽くした」とは言わない。
この、ある意味の謙虚さが、次の変化を作りだし、革新的な商品を作りだす姿勢なんだと感じるのです。
そして、この謙虚さが「品格」を生み出している。
そう思えてならないのです。
「私達は知り尽くしている」
「私達が一番」
「私達は分かっている」
もしかすると、こう思い発信した時点で、
そこが終着点で進化しない。
謙虚な姿勢
その姿勢からのコトバや行動
長く愛される会社になるには、とっても大切なことのように思えてならないのです。
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